平成18年度NHK新人演芸大賞・演芸部門
Posted at 06/11/26 PermaLink» Comment(6)» Trackback(0)»
10月21日に行われた平成18年度NHK新人演芸大賞・演芸部門の決勝戦の模様がNHKにて放送されました。各コンビのネタを10点満点で採点していきます。採点基準は、
10点=M-1で優勝狙えるレベル
7点=M-1で決勝行けるレベル
5点=一応文句のつけようがないレベル
1点=プロとしての最低ランク
0点=アマチュア並み
という感じです。
ハイキングウォーキング
コント。葬式。説明不要なボケをいちいちツッコミで説明していくのがくどい。コントなのに今ひとつキャラが立っていない。ネタの面でも技術面でも直すべきところがいっぱいありそう。1点。
ビーム
コント。父と子。一個一個のボケが小粒で、キャラも立ってない。何を狙ってこのネタをやっているのかが全然わかんない。要するにさまぁ~ずのコントみたいのがやりたいんだろうか。だとしたらネタのセンスも構成も演技力も足りなさすぎる。1点。
ダブルダッチ
漫才。イチャつくカップル。ボケが古臭い。2点。
ザブングル
漫才。逆切れ。とにかく顔、顔で笑わせるだけのネタ。そこに特化してるのは潔いといえば潔い。このネタしか見たことがないけれど、これは一押しにするほどの完成度はないと思う。3点。
平成ノブシコブシ
コント。警官と子供。「さあ、次に何が起こるんだろう?」と期待させる導入部の演出が上手い。意外なオチもいい。今はまだ荒削りな部分も多いが、なかなか将来性のあるコンビだと思う。5点。
NON STYLE
漫才。イキリ。どっかで見たことあるようなノリノリ系のボケをテンポよくたたみかける、いわゆるよくある「漫才」ってやつ。こういう手堅い芸ができるお利口さんタイプの芸人はこの手の賞レースには強そう。でも、自分が見ておもしろいと思うか、笑いどころがあるか、と言われると、うーむ、としか言いようがなく。
イキリと言ってる方も言われてる方も、どちらも客観的に見て全くブサイクではないし、彼ら自身も自分たちをブサイクだとは思っていない。それが露骨に伝わってくるのがなんだかすごくつまらないというか、この人たちにお笑い者として何の夢も希望も感じないというか、まあ要するに全然評価してない。「ナイナイ―キングコング」の系譜の人でしょ?としか思えない。よくできました、という技術点のみで6点。
天津
漫才。新幹線オタクの父。オタクキャラなのにネタにオタクっぽさが全くない。でも、新幹線にまつわる「あるあるネタ」としての精度もさほど高くない。中途半端な感じ。4点。
アジアン
漫才。シャンプーの歌。シャンプーが怖くないようにオリジナルソングを歌う、という奇妙なネタを無理矢理成立させてしまう二人の話術がすばらしい。やっぱM-1ファイナリストは一味違う。6点。
織田正吉、倉田真由美、神津友好、円広志、鈴木明というメンツの審査員の審査の結果、「NON STYLE」が大賞を受賞。まあどうしようもなく無難な結果でした。M-1が待ち遠しいです。
"平成18年度NHK新人演芸大賞・演芸部門"へのコメント
CommentData » Posted by おりた at 06/11/26
いやでもNON STYLEって去年までは、典型的な面白いし人気あるけど
賞には縁遠いというタイプだったんで、こういうことも出来るようになった
んだなあという感慨深いですよ。
舞台にあわせられるタイプになってるなと思っています。
CommentData » Posted by ダイラケ at 06/11/26
ザブングルが、「一番マシかな」と思った。
他は、腕の違いで、ノンスタ、天津、アジアンが一緒ぐらい。
他は論外。
こういうの見ると、M1ファイナル、うめだ組は
レベル高いと思うな〜。
CommentData » Posted by カステルス at 06/11/26
ラリーさんが芸人に期待するのは、「新しい笑いの扉を開かれる」かどうか
だと以前仰っていたような気がします。
その観点ではNON STYLEは今のところ厳しいのでしょうね。
新世代漫才アワードでの高校生審査員に対する圧倒的な強さは驚愕でした。
ナイナイ―キングコング系の芸人を時代が求めているのでしょうか。
CommentData » Posted by ラリー at 06/11/26
>> おりさたん
私は今までのNON STYLEをあんまり知らないのでね。たぶんすごい成長してるんでしょうね。たしかに、あの重い雰囲気の中で自分たちの漫才をきっちりやってたのは立派だと思いますが。
>> ダイラケさん
そうそう、このメンツってM-1で言うとせいぜい2、3回戦レベルですよね。準決勝でも全体の平均レベルがもっと高い。お笑いの質の違いを見抜けない人たちが堂々と審査をする、この手の的外れな賞レースはもう世の中に必要ないんじゃないかという気もする。格闘技も八百長からガチンコへと人気がシフトしつつあるこの時代に、っていうのは大げさですかね。
>> カステルスさん
ツッコミが何か特定の動きをして、ボケがそれに合わせなくて「おまえもやれや!」ってツッコむ例のアレは、品川庄司やキングコングやその他いろんな「ミーハーウケ系芸人」が何度もやってるパターンですよね。アレを堂々とやってる時点で私などはものすごくさめてしまう。君らはそれを本当に心の底から面白いと思ってやっているのか?と。そういうので腹かかえて笑った体験があって芸人になろうと思ったのか?と。真剣に問いたい。
CommentData » Posted by にづかこたろう at 06/11/26
天津は以前、もっとオタクキャラを活かしたネタをやってたんですが
その番組でやってたようなパターンが
(他にお菓子オタクとか文房具オタクとかある)
baseよしもとでなまじっか評価されたために
ああいうスタイルになっちゃったんですよ。
でも、base以外であんまりにもウケないために
この前のM-1三回戦では、前のスタイルに戻したらしいですけど。
CommentData » Posted by ラリー at 06/11/26
なるほど。とにかく、天津のネタは中途半端でまとまっていないという印象を受けました。