サブカルはお笑いに敗れた
Posted at 08/10/04 PermaLink»
いわゆる「サブカル」は、今絶滅の危機に瀕している。よく言われる話としては、人間の趣味嗜好が多様化してサブカルとひとくくりにできなくなってきた、とか。どれがメインでどれがサブだとか言えなくなってきている、とか何とか。
それはわかる。わかるけど、単なる状況証拠から見て、一つ言えることがある気がする。
・「クイックジャパン」で毎号のようにお笑い特集をやるようになった。
・「ロフトプラスワン」のイベントで、芸人のトークライブがやたら増えてきた。
クイックジャパンとロフトプラスワンというと、現代に残るサブカル界の最後の砦のような場所だと思うんですが、そこすらも今はお笑いによって蹂躙されている。
お笑いもサブカルの一ジャンル? いや、もちろんそれはそうなんだけど、たとえば今のQJとロフトからお笑いを取り去ったら、あとに残るものはずいぶんさびしいものになるに違いない。サブカルはいつのまにか、お笑いに依存せずには成り立たないほどその基盤が脆弱になっていたのだ。
さらに言えば、今の「アメトーーク」なんかには、昔のサブカル雑誌っぽいノリが感じられるような気がする。楽しんでいる人間の数は二桁違うけど。
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たぶん、これはサブカルだけの問題ではない。サブもメインも含めて、お笑いは、テレビ界、カルチャー界での生存競争に完全勝利を収め、一党独裁体制に入ったのである。
お笑いが圧倒的に勝利したことによって、いろんなものが滅びようとしている。サブカルは、そんな中でやや自滅気味に勝手に消え去りつつある小さなともしびのようなものなのかもしれません。