松本修著『「お笑い」日本語革命』

Posted at 10/10/29

芸人が日本語を変えた、とはよく言われることです。関西弁を世間に広めたのは関西芸人のおかげだとか、性行為を意味する「エッチ」という単語を広めたのは明石家さんまだとか、「さぶい」という言葉を広めたのは松本人志だとか、そういう話。

この本では、マジ、みたいな、キレる、おかん、という4つの単語を題材にして、そういった演芸用語・関西弁がどういうルーツを持ち、どのように広まっていったのか、というのを分析しています。

「みたいな」は石橋貴明が広めたんだろうとか、「おかん」っていうのはただの関西弁で、『ごっつ』の「おかんとマー君」がきっかけで全国に広まったんじゃないの、っていう俗説を、さらに一歩掘り下げて目から鱗の新事実をあぶり出しています。これは面白い。

お笑いを研究するにはいろんな切り口が考えられるわけですが、このような国語学的なアプローチにはまだまだ未開拓の領域がありそうですね。

10/31(日) ラリー遠田×岩崎夏海トークライブまであと2日!

b.gif←蛇の道はヘビ、みたいな

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